<<<Back ▲UP ■ 好奇心ブック50・No.2キャラクター伝説 ■

Not For SALE

好奇心ブック50・No.2キャラクター伝説/双葉社/1999年10月/A5版/933円


「スーパーメカの動かし方」と同様の、いささかキワ物系カタログ誌。アニメや特撮に登場する「2番手キャラ」について書かれた本。


No.2キャラクター伝説・1
「ナイト2000」については2ページ記載されている。作品の位置付け、簡単なストーリー紹介、K.I.T.T.についての説明が書かれている(というか、それ以外無い(^-^;)が、最初の「作品の位置付け」についてのブルーサンダー・エアーウルフ・ストリートホークを引き合いに出した分析が少々ずれ気味なのもこの手の本にありがちな所か。

そもそもブルーサンダーを「本家」と言うあたりがおかしな話なのだ。ブルーサンダーが劇場公開されたのは1983年。「ナイトライダー」のパイロット版が放映されたのは1982年。エアウルフはブルーサンダーよりさらに後だし、ストリートホークは「ナイトライダー」の柳の下の2匹目のどじょう狙いで作られたのは明白で、いわばナイトライダーこそが本家。本家が一番人気を得ても特に不思議はないだろう?

多分筆者は日本での放映を念頭において書いていると思うが、それにしてもアメリカの番組なのだから(しかもストリートホークは日本ではビデオとLDしか出ていない)「本家」と呼ぶならやはりナイトライダーが正しいはずだ。(それにブルーサンダーやエアウルフは多分ナイトライダーとはターゲットにする視聴者層が違っているとも思う。)

(ISBN4-575-46374-4)

No.2キャラクター伝説